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村上社会保険労務士事務所
会社を元気にする社会保険労務士!! 迷う、悩むより先に相談を!!
04 | 2021/05 | 06
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業務上横領の相談
昨日の午後は約5時間にわたり弁護士と紛争の事実関係を確認する作業を行っていました。
その最中に携帯電話が鳴り、顧問先企業から「業務上横領があったので相談にのってもらいたい」という連絡がありました。弁護士との確認作業を中断させる訳にはいかない為、私は「夕方にお伺いします」と答えて作業を夕方までに終わらせるように努力することにしました。ただし「本人が横領した事実を認めている」ということだったので、私は「本人が横領したことを認めた事実を書類として残しておくために現認書だけは先にもらっておいてください」と依頼しました。
夕方お伺いした処、会社は既に本人が事実を隠ぺいすることを避けるため自宅待機を命令していました。そこで会社から現認書を見せて貰い、横領の手口を確認した処、売上代金の一部をレジに打ち込まずに客から貰った代金とレジ代金との差額を数年間に渡り横領し続け、総額が約440万円になることがわかりました。
そこで、刑事事件として告発するつもりがあるか会社に確認した処、そこまではやるつもりは無く、横領した金額を一括返済させ懲戒解雇にしたいという意向であることが分かりました。
ただし、現認書を見ると金額が約440万円と正確には把握されていなかったので、告発するにせよ、告発をしないにせよ、
①金額をもう少し正確に会社が把握することが必要であること、
②そのためにはかなりの労力を必要とする(一度に横領したのではなく、日々少額を横領していったので日々の横領額を確認することに大変な労力がいる)こと、
③今回のような事案で懲戒解雇しても労働基準監督署に解雇予告手当の除外認定申請をして認められなければ解雇予告手当を支払うことが必要であること
④横領金額が多額になっている点を考えると、一括返済を会社が請求する気持ちはわかるが一般従業員には無理である場合が多いから分割返済させることも検討すること。ただし、その場合には必ず連帯保証人を取るべきであること
⑤私見としては諭旨解雇にし、返済額とその方法に関しては和解する方がスムーズにいくのではないかと考えること。但し、会社が懲戒解雇と一括返済に固執するのであれば、それに対応する手続きを私は進めるので、会社としての基本方針を出して貰いたいこと
等をお話ししました。
夕方遅い時間にお伺いした為、結論は連休明けに持ち越すことになりましたが、また厄介な相談を受けてしまいました。
そして笑い話になってしまいますが、午前中に事実確認作業を一緒にしていた弁護士さんからは、「雇用調整助成金の労働局調査を受ける会社があるのだが、どんなことに留意したら良いのか?」とアドバイスを求められ、私は「なんか職種が逆転したようですネ!! 私が業務上横領の相談を受け、弁護士さんが助成金調査の相談を受け・・・」と言って二人で笑ってしまいました。
そして、ショッキングだったのは会社との話しが終わり帰ろうとして路上駐車していたバイクに乗ろうとしたら駐車違反のキップが巻き付けてあったことです。折角、無事故無違反を続けてきたのに・・・。
一生忘れられない13日の金曜日になってしまいました。
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テーマ:人事労務 - ジャンル:ビジネス

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Author:msr530706
社長を辞めて社会保険労務士になりました!!中小企業庁の認定支援機関にもなりました。
経営者の視点でアドバイスします。一人で迷う、悩むより先に相談を!!

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