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村上社会保険労務士事務所
会社を元気にする社会保険労務士!! 迷う、悩むより先に相談を!!
04 | 2021/05 | 06
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60歳以降の最適賃金
新規に相談頂き始めた企業の社長さんからの依頼で、60歳を過ぎている従業員さんの賃金を再検討することになりました。
そこで、年金額を年金事務所で調べた処、60歳を過ぎた従業員さんが誰も年金の裁定手続きをしていないことがわかりました。私が試算した処、手続きさえすれば特別支給の老齢厚生年金を貰えるのに、誰も手続きをされていないのです。小規模に社内で年金の説明会をして判ったことは、その会社で一番年金に詳しい人が、給与が28万円以上の人は年金が貰えないと誤解しているためだと分かりました。この会社の60歳以上の人は皆さん33万円以上の給与を貰われているのです。そのため、在老の支給停止の説明を簡単にして、手続きをすれば年金の一部は支給停止されるものの残りの年金は貰えることを理解してもらいました。
その後に予め私がパソコンで試算した最適賃金を個人別に見て貰い、給与を21万円に減額しても手取額はそんなに変わらないことを理解して頂き、同意してもらいました。
ただし、そのうちの一人だけには参りました。会社の経営が苦しいのに21万円の給与では高すぎるから15~16万円の給与にして貰いたいと言われるのです。ただし、勤務時間はもっと短くしてもらいたいというオマケつきでした。この人だけは明日までに試算し直して再度お話しをすることにして、他の人の同意を得たことを社長に伝えると、大変に喜ばれ、「これで新人を雇い入れる原資が確保できたので、村上さん、明日にでもハローワークて求人の手続きをしてください」と言われました。確かに、この会社は60代の従業員さん達と40代の従業員さん達しかいなく、30歳代以下の従業員さんがいないのです。そのため、社長もこのままでは技術の伝承ができないので何とか若い新人を入社させ教育したいと考えられてはいたものの、60歳代の人の給与が高かったのでその原資が無かったのです。明日、私が求人手続きをすることは言うまでもないことですが、同時に社長に初任者研修の予定をつくるようにアドバイスしました。そうした処、60歳以上の従業員さんも急に活気づき、社内が明るくなったような気がしました。
久しぶりに紛争や懲戒解雇の相談以外の案件で、喜ばれたので私もうれしくなりました。また、給与を減給して、みなさんから喜ばれたのは初めての体験でした。

・・・と喜んで事務所に帰ったら、昨日初めて1年単位の変形労働時間制の届出をした会社から、届出をしたカレンダーを訂正できないかという電話が入りました。一瞬、無理を労基署に頼もうかとも考えましたが、今後のために断ることにしました。そのうえで、時間外労働割増賃金の計算方法を改めて電話で伝授しました。ものごと最初が肝心といいますから・・・。チョッと厳しすぎるかな? でも対象期間が1年間ではなく、10週間の変形労働時間制ですから直ぐに次の届出となります。次の届出のときには慎重にカレンダーをつくることになると予想します。
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テーマ:人事労務 - ジャンル:ビジネス

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Author:msr530706
社長を辞めて社会保険労務士になりました!!中小企業庁の認定支援機関にもなりました。
経営者の視点でアドバイスします。一人で迷う、悩むより先に相談を!!

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