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村上社会保険労務士事務所
会社を元気にする社会保険労務士!! 迷う、悩むより先に相談を!!
10 | 2013/11 | 12
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「月額変更届」と「60歳以上の取締役」
ある会社の取締役が「会社には永年お世話になりましたが、もうじき63歳になるので、今後は少し楽な仕事をしたい。ついては役員報酬は下げて貰って結構です。」と社長に申し出したので、社長は「それじゃあ、今までよりも責任の程度が軽い役割を取締役として勤めて貰うことにして、主に若手社員の教員・指導をやって貰うことにしましょう。」ということになり、取締役としての報酬を10万円程減額することになりました。
この会社は6月末決算のため、9月下旬に行われた株主総会でそのことを決議しました。
さて、一般的に、報酬が10万円減額され標準報酬月額が2等級以上変わると社会保険の月額変更届の対象となり、減額されてから3カ月が経過したら手続きをして、その翌月から(減額した月から4カ月目)保険料が安くなります。ただし、60歳以上の人の場合には特例があり、一端退職して再雇用したという事実が証明できれば減額した月から社会保険の保険料が安くなります。
ここで問題となるのは、一般従業員であれば就業規則等で定年が定められていたり、雇用契約が1年単位となっている場合が多いので退職した事実が証明し易いのですが、取締役の場合はどうやって"一端退職した事実"を証明するかです。
そこで年金事務所に相談した処、年金事務所は最初は「同月得喪の特例対象とするのは難しい」と回答していましたが、私が粘るので「一応、日本年金機構に確認して回答し直します」ということになりました。最終的に年金事務所からは、株主総会の議事録で退任に事実と再任の事実が証明できれば良いという回答が届きました(明らかに嫌そうな声で)。そのため、社長に頼んで9月の株主総会の議事録を見せて貰った処、丁度取締役の任期2年が満了して再任した事実が記録されていました。そして取締役の報酬を変更する議事録も作成されていました。その結果、この取締役は同月得喪の特例が利用でき、報酬が下った月から保険料も安くなることになりました。
よかった!! よかった!! 年金事務所の表面的な回答で諦めずに粘ってみるものですネ。
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テーマ:人事労務 - ジャンル:ビジネス



プロフィール

msr530706

Author:msr530706
社長を辞めて社会保険労務士になりました!!中小企業庁の認定支援機関にもなりました。
経営者の視点でアドバイスします。一人で迷う、悩むより先に相談を!!

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