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村上社会保険労務士事務所
会社を元気にする社会保険労務士!! 迷う、悩むより先に相談を!!
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夢と事業計画の考え方の違い
昨日は経営革新計画作成の依頼をうけた中堅企業(約600人規模)の会社で、新規事業内容を責任者から聞き出す場を設けました。
この会社では新規事業を数年前から立ち上げてはいましたが、中々十分な成果が上がらないので私に経営革新計画の作成を依頼された次第です。
私は責任者に新規事業の内容について色々と尋ねながら「これではこの新規事業はいつまで経ってもモノにはならないナ!!」と判断せざるを得ませんでした。
この責任者は数年前から新規事業を手掛けているだけに、確かに色々なことを良く知っていました。しかし、全てが断片的な知識なのです。そして一番マズいナ!!と私が思ったのは、「やるべきこと」「やった方が良いこと」「やりたいこと」もバラバラで、いつまでにやるかという期限が設けられていないのです。
そこで私はその責任者に箇条書きで良いから書き出し、新規事業内容を体系的に説明し直すように依頼しました。他人に自分のやりたいコトが上手く説明できないようでは顧客を説得することは不可能であり、新規事業も成功する筈がないというのが私の考え方です。
そうした処、自分で勉強したらしいゴールドラット氏の「制約条件の理論」の考え方で全体を纏めようとしました。そこで私は「制約条件の理論を使って論理的に考えようといる考え方は正しいが、今の段階で制約条件の理論を使うことは間違えた使い方です。いまの段階では「制約条論の理論」よりも寧ろ「マインド・マップ」の手法を使って考え方を拡張させ、あるべき姿とそれに伴い必要となるコトを明確にするようにしてください。そして、その後に、「いつまでに」「何を」すべきか期限を明確にした計画にするのです。」と依頼し、マインド・マップの技法を簡単に説明しました。
その結果、
①新規事業の最終到達型(あるべき姿)は今まで口頭で話していた内容から外れて、無意識のうちにもっと別な「あるべき姿」をイメージしていること、
②次々に新しい情報や考え方が入ってくることに振り回されて、結局はどれも十分なことができていないこと
③新規事業に関して一番欠けているのは、それぞれの「やるべきこと」に期限を設けてない為、全てが遅れ遅れになっていること(計画化されていない)
④そして新規事業で展開する商品の質を高めることにばかり力が入っており、プロモーション(販売促進活動)を含めたマーケティングの4Pに対する配慮が欠落していること
等のことがわかりました。
そこで、仕方なく今まで私が責任者から聞いたことを元にして、私が経営革新計画の素案をつくり、その素案を責任者に見せて膨らませ修正していくことで最終的な経営革新計画を作成することにしました。
しかし、昨日の話しで「当面の顧客ターゲットをどこにするか」の合意は責任者との間でできたようです。顧客ターゲットが明確になれば、マーケティングの4Pの適切さを検討することが出来ます。
「夢」で終わらせても良いのであれば現状のままでも良いかもしれませんが、企業ですからそうはいきません。「夢」であれば「・・・れば良いナ!!」「・・・たら良いナ!!」と漠然としたものでも良いかもしれまんが、それでは組織は動きません。「夢」を実現するためには具体的に何をすべきか?と手段・方法に具体性を持たせ、期限を設けて、期限毎にチェックして修正を加えていくことが必要です。すなわち「計画化」するしかないのです。そもそも経営革新計画はその為に設けられた制度であると私は理解しています。

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テーマ:企業経営 - ジャンル:ビジネス



プロフィール

msr530706

Author:msr530706
社長を辞めて社会保険労務士になりました!!中小企業庁の認定支援機関にもなりました。
経営者の視点でアドバイスします。一人で迷う、悩むより先に相談を!!

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