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村上社会保険労務士事務所
会社を元気にする社会保険労務士!! 迷う、悩むより先に相談を!!
04 | 2013/05 | 06
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若者チャレンジ奨励金と人事考課
昨日はある顧問先から「若者チャレンジ奨励金」について教えて貰いたいという問い合わせがあったのでお伺いしました。この件は私が毎月発信している定期情報通信メールでご案内したのですが、私も未体験のため、またこの会社の総務担当者は普段の助成金・奨励金は自分たちで手続きしているので行政への対応も慣れているため、私は「この奨励金はジョブカード制度と深くかかわりがあり、商工会議所ビルの中にジョブカード・センターというのが関与するので、私と話しをする前にジョブカード・センターに行って説明を受けた方が良いこと」を伝えました。そうした処、担当者は私と会う前にジョブカード・センターに行き詳しい説明をうけ、私に説明してくれる状態になっていました。
担当者の話しをもとにすると「この奨励金は従来からあったジョブカード制度に伴う奨励金を使い難くしていたハードル(訓練期間の長さの問題、前雇用の禁止、期間を区切った求人募集、同一職種の経歴があると対象者とならなくなる他)を低くし使いやすくしたようです。
ただし、訓練計画実施に伴い国が定めた基準で評価をしなければならないことは変わりないので、その評価表に関して私が説明していると、話しのテーマが次第に奨励金から会社の人事考課の話しに変わっていき、途中からは総務部長まで加わって人事評価再検討のお話しに変わってしまいました。
この会社では昨年から人事考課方法の改善を試みられていたのですが、中々思うように進まないらしく総務部長も悩んでいました。しかし、約半年前に私が勧めた「従業員満足度調査」を行っていました。しかし、その結果をどのように今後展開していったら良いのか、コンサルタント等がやるように集計して各項目の比率をグラフ化しても意味・効果が無いのではないかと悩み、立ちすくんでいました。そこで私が次にやるべきこと(特に重要な不満と思われる意見・希望を記入している従業員から順次面接を開始して、問題解決を図り始める)は言うまでもありません。グラフ化するのはコンサルタントが会社上層部の人達に説明する道具にすぎずコンサルタントの自己満足に過ぎないのだから、それだけでは意味が無いことは言うまでもないことです。大切なことは従業員から投げかけられた問題や課題を優先順位をつけて順次解決していくことを通じて従業員の満足度を高めていくことですから・・・。たとえ問題や課題が解決できなくても、自分が投げかけた問題・課題を会社が解決しようとする姿勢を見せたことで満足する従業員も結構いるものです。
そして、人事考課制度再構築に関する人事評価表についても基本的な事項をお話ししました。人事考課は絶対評価でしなければならないという考えは既に歴史が間違えていることを証明済であること(相対評価の要素があっても良い)、そして昇給や賞与のための人事評価は従業員に序列をつけることが目的であり、人事評価表は会社の評価基準を評価者に示し、また被評価者に評価結果を説明できるようにするための道具に過ぎないこと他をお話ししました。私の過去の体験では、みなさん余りにもコンサルタントや書籍から影響を受けすぎて評価表作成に拘り過ぎていると思います。従業員の顔と名前が一致する100人程度位までの規模であれば、人事評価表など使わずに従業員を一番から百番まで順番に並べると、評価表を元に評価した序列よりも正しい相対評価が得られることが多いのです。
この他、従業員満足度調査と人事評価表に関して色々なアドバイスをして結局は予定した時間を2時間半も超過してミーティングを終了しました。しかし、奨励金のお話しでお伺いしたため、人事考課や従業員満足度調査に関する資料は一切持参していなかったので、私の体験と記憶を元に、間違いのない知識を教授し資料もなく説得することで精神的にかなり疲れてしまいました。
この後、息子と旨いスパケティを食べに行く約束をしていましたから、旨いスパケティを食べて緊張感をほぐしました。
因みに、この会社は約600人規模の会社です。規模が大きいほど良く勉強された優秀な従業員さんが総務にいらっしゃるのですが、色々なことを勉強し過ぎると制度は複雑になってしまいます。私の原則は「シンプル イズ ベスト」ですが、組織が大きく複雑になればなるほど制度や仕組みはシンプルにしなければ継続的に維持することはできなくなります。このような考えが私の基本にありますから、人事考課の説明に関しても公平性と客観性をできるだけ保ちながら、かつ出来る限りシンプルな制度を再構築するようお勧めし、また今後も私が助力することをお約束させて頂きました。
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テーマ:人事労務 - ジャンル:ビジネス



プロフィール

msr530706

Author:msr530706
社長を辞めて社会保険労務士になりました!!中小企業庁の認定支援機関にもなりました。
経営者の視点でアドバイスします。一人で迷う、悩むより先に相談を!!

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