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村上社会保険労務士事務所
会社を元気にする社会保険労務士!! 迷う、悩むより先に相談を!!
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労働基準監督官の軽率な発言
ある会社がある部門を廃止し、その部門が果たしていた役割を外部企業に外注しようとしています。この企業はその部門の従業員に外注先企業に転籍するよう好条件を示して勧めていましたが、ほとんどの従業員はそれに応じようとしていません。そこで会社は止む無く解雇しなくても良い他の方法を検討している最中なのですが、このタイミングでその部門の従業員(部門の責任者)が労基署に相談にいきました。その部門の従業員さん達は転籍には応じずに「これは解雇だ!!」と主張しているのです。
労基署に行った従業員が労働基準監督官に事情説明した処、労働基準監督官は「それは解雇ですネ」と言ってしまいました。会社側は、退職させるか、配置転換させるか、もっと良い方法はないかと検討している最中に労働基準監督官がこのような発言をしたものだから、この従業員は得意満面となり会社で「労基官が解雇だと言った」と言いふらしています。そして会社都合による解雇と書かれた退職証明書の発行を会社に請求しています。
しかし、会社責任者がその従業員に労基官とのやり取りをよく思い出させた処、労基官は確かに解雇だ!!とはいったものの後で「ただし、解雇かどうかの最終判断はハローワークがします」とも言っていました。要するに、自分には解雇か否かを判断する権限が無いことを伝えているのです。
しかし、この労基官の「それは解雇ですネ!!」という発言は余りにも軽率な発言です。この発言のお蔭で、会社は大混乱になっているのですから・・・。この会社では、従業員さん達が話し合いにも応じず、転籍にも応じず、最初からズ~と「これは解雇だ!」と主張し続けていますが、従業員さん達が転籍に応じないので会社は配置転換やもっと他の方法はないか検討している最中なのですが、従業員さん達は退職金や失業保険の条件を良くしようとして最初から解雇を主張し続けており、部門の責任者が労働基準監督署に行ったのは自分たちが主張する解雇の正当性を強化するために行ったのです。しかし、この労基官は相談に来た従業員(部門の責任者)の肩書から判断して会社側の人が労基署に相談に来たものと勘違いしてアドバイスしたようです。(後日、労基官と私が電話で話しをした際に、労基官はそのことを認めていました)
7~8年前にも私はこのような体験をしたことがあります。解雇に関しての相談は、労基官はもう少し状況とその人の立場を詳しく聞き、その上で権限の有無を先に述べてから良識ある発言をすべきではないでしょうか?

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テーマ:人事労務 - ジャンル:ビジネス



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msr530706

Author:msr530706
社長を辞めて社会保険労務士になりました!!中小企業庁の認定支援機関にもなりました。
経営者の視点でアドバイスします。一人で迷う、悩むより先に相談を!!

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