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村上社会保険労務士事務所
会社を元気にする社会保険労務士!! 迷う、悩むより先に相談を!!
09 | 2012/10 | 11
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請負業者が年次有給休暇を請求してきた?
今日、ある企業から「請負業者が年次有給休暇を請求してきたのだが、どうすれば良いか?」というご質問がありました。本当の請負業者であれば、雇用契約ではなく請負契約ですから労働基準法の対象とはならず、年次有給休暇も請求できない筈です。
そこで、色々とお話しを聴いて事情が呑み込めました。一昔前にあった偽装請負のようなのです。しかし、問題を厄介にしているのは、会社としては何度もその人に請負契約ではなく雇用契約を締結し従業員として働くように勧めていたのですが、本人が遺族年金を受給しているのでどうしても請負契約でなければいけないと言い張り、本人が特殊能力を有していたので会社としては止む無く偽装請負は覚悟のうえで請負契約書を締結していたそうなのです(真偽のほどは不明)。
しかし、この度、本人が病気になり働けなくなったため、自分から請負契約を会社に強要していたにも関わらず一転して労働者に認められる年次有給休暇を請求してきた(請負契約ではなく雇用契約と主張)ようなのです。
そして、更に話しを厄介にしているのは、数日遅れで本人から退職届が郵送されてきたのです。しかも、その退職希望日は年次有給休暇の取得開始日と一致しているのです。さらに、その退職届には、会社から嫌がらせをうけたので辞めると記載されていました。
退職届には「会社の人が自分を辞めさせようして嫌がらせをしていた」と本人が記載していたので、会社の人に「嫌がらせ」に関してお話しをお聴きした処、本人が会社指示を無視し続けるので何度か注意はしたが、嫌がらせはしていないということでした。
単純に法律的に考えれば請負契約を締結していれば労働者ではなく請負業者となるのですが、これまでの経緯を会社の人からお聴きした限りでは、果たして本人が請負契約と雇用契約の違いを理解したうえで契約締結をしたのか否か疑問に残るところです。
ただし、本人が「嫌がらせをされた(パワハラ)」と言っているのが気にかかる処で、取り敢えず、会社の人に「本人も自分が何をしているのか分かっていないようだから、面接して本人から直接に何をどうしたいのかを聴くように」とアドバイスしました。そして、今後の対処策は、その話し合いの内容次第で考えることにしました。
こんな問題は時間とお金の無駄を防ぐために、できれば法律論争ではなく道徳的な話し合いで和解する道をみつけたいものです。
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テーマ:人事労務 - ジャンル:ビジネス



プロフィール

msr530706

Author:msr530706
社長を辞めて社会保険労務士になりました!!中小企業庁の認定支援機関にもなりました。
経営者の視点でアドバイスします。一人で迷う、悩むより先に相談を!!

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