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村上社会保険労務士事務所
会社を元気にする社会保険労務士!! 迷う、悩むより先に相談を!!
11 | 2011/12 | 01
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長期無断欠勤者への対応
タイムカードの集計チェックを依頼され、毎月タイムカード(写)を預かっている名門企業の総務担当者から、
「お恥ずかしい話しですが、既にタイムカードを毎月チェックされていて気づかれていると思いますが、長期無断欠勤者が発生しています。どう対処すべきでしょうか?」
という依頼がありました。
この会社は名門であり労務管理も社員教育もシッカリとされて労使関係は安定している企業なので、タイムカードを毎月チェックしていて何かおかしいナ? 病欠か何かかナ? とは思っていたものの、この会社に限ってマサカとも思っていました。
お話しを聴くと、他府県にある工事現場で就労していたそうなのですが、ある日突然出社してこなくなり、会社が借りていたウィークリーマンションに個人の荷物は置いたままで、会社が貸与している携帯電話も本人が持ったまま、既に2カ月間無断欠勤しているそうです。給与は支給されませんから当然に社会保険料や地方税の本人負担分が未払いとなっています。会社から何度電話をしても電話に出ないので近日中に話し合いのため実家(親と同居)に会社の人が行かれる予定だそうです。
そこで、まず総務担当者に就業規則を確認してもらいました。長期無断欠勤者の扱いを就業規則の中で探すと、この会社の場合には1週間以上無断欠勤した場合には普通解雇、2週間以上無断欠勤の場合は懲戒解雇と定めてありました。そのため解雇しようとすれば不可能ではないのですが、会社は現在まで電話連絡を試みていただけのようなので、まずは実家に行き本人と話し合い、その上で結論を出すことをお勧めしました。ただし、話し合いが不調に終わっても性急な結論は出さずに、私に本人の住所を連絡し第三者である私が本人と話し合う機会も与えてくれるように勧めました。会社と本人が直接に話し合いをする場合、どうしても感情が入ってしまい上手くいかない場合が多いの第三者である私が話しを仲介するよう勧めたのです。
もし、本人が実家にも帰っていなく本人の所在が不明の場合は、硬く言えば公示送達という方法を取らざるを得ないのですが、でき得ればご両親かご身内の方の助力を願い、穏便に退職する手続きを取りたいと私は考えています。
この手(長期無断欠勤と音信不通)のご相談は毎年数件はあり、私にすれば「またか~」というような案件です。飲食業界の企業では日常茶飯事で「飛ンだ」と表現されています。しかし、普段は穏便な会社でこのようなことが発生すると狼狽されるようです。
解決のポイントは、無断欠勤中に会社がどのような手段・方法で本人と何回連絡を取ろうと試みたか、またその記録がチャンと保管されているかの2点です。そして、もし本人と連絡がとれたならば、本人の言い分をまず聞くことが解決するためのポイントとなります。
最近は「うつ病」に罹患して突然に出社しなくなり連絡もとれなくなるケースもあります。数年前までは「うつ病」と無断欠勤の関係などは考えもしませんでしたが・・・。
また、私が過去経験した珍しい事例では、天涯孤独の20代前半の女性従業員さんが突然に出社しなくなり、会社の依頼で本人のアパートまで数回行ったことがあります。数回訪れましたが、いずれも不在で、郵便受けを見ても暫らくは帰宅していない雰囲気が漂っていました。その旨を社長に報告し、社長も仕方なく自然退職の手続きをしようとした矢先のことです。本人から突然に電話連絡が入ったのです。急病で緊急入院をして1カ月間安静状態を保つよう医師から指示されて入院していたそうです。携帯電話は緊急入院するときにアパートに放置したままだったので会社に連絡することができなかったそうです。このことが嘘が本当かはわかりません。私ならば病院に依頼して会社にその旨を伝言してもらいます。この従業員さんは、その知恵も働かなかったようです。会社も人手不足だったので医師の診断書で真偽を確認のうえ、この従業員さんの復職を認めましたが(懲戒も無し)、数か月後に自己都合退職されました。
無断欠勤という一見些細な事件ですが、色々な事情で発生してしまうものですから、解決方法も色々となります。
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テーマ:人事労務 - ジャンル:ビジネス



プロフィール

msr530706

Author:msr530706
社長を辞めて社会保険労務士になりました!!中小企業庁の認定支援機関にもなりました。
経営者の視点でアドバイスします。一人で迷う、悩むより先に相談を!!

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