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村上社会保険労務士事務所
会社を元気にする社会保険労務士!! 迷う、悩むより先に相談を!!
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一人親方の判定
先月、国土交通省から建設業法に関する調査をうけた企業で、その後の体制づくりをお手伝いしていたら、予期せぬ問題が発生しました。この会社では、従来から一人親方として契約していた人達の一部に時間給で報酬を支払い、残業代割増賃金まで支払っている人達がいることがわかったのです。
建設業法によると請負契約をする場合には、予め見積依頼書を発行し見積書を貰い、そのうえで発注書を発行して発注し・・・と手続きが必要で、それぞれに書類が必要となります。しかし、時間給でやっていると見積額などが出せないというのです。
それを聞いて「当たり前です。もしそれが事実なら、それは請負契約ではなく雇用契約となります。労務提供の実態はどうなのですか?そのような状態の人を『名ばかり一人親方』と呼びます」と言ってしまいました。こうなると、国土交通省の以前段階であり、厚生労働省労働局の範疇になります。国土交通省の人に相談したそうですが、それは無理というものです。そして私の専門分野です。
そのため、近日中にそのような一人親方の人達から実態を聴くことにしました。ヤレヤレ、数年ぶりです。昔し、派遣と請負が問題となったときに某大手企業の手伝いをしたことがありますので当時の資料を加工して説明することにしました。
この人達で厄介なのは、本当の請負契約で仕事をする日もあるし、その人の仕事が少ないときに時給制で仕事をする日もあるからです。この会社の人は、同じ人だから同じような契約で良いだろうと判断していたようなのです。しかし、ここではハッキリとケジメをつける必要があります。ただでさえ最近は裁判で交響楽団の奏者等のように労働者性を認められるケースが多いのだからケジメを明確にする必要があります。
いずれにしても、従来のやり方を続けることは出来ず、請負のときには建設業法に従い書類を提出しなければならず、雇用契約のときには書類は不要となりますが消費税は支給されず源泉所得税を控除することが必要となります。どうもこの税金の問題は数年前に顧問税理士さんから指摘を受けていたらしいのですが、税理士さんは労働諸法は専門外ですから請負と雇用の違いを説明できず、会社の人も理解していなかったようなのです。
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テーマ:人事労務 - ジャンル:ビジネス



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msr530706

Author:msr530706
社長を辞めて社会保険労務士になりました!!中小企業庁の認定支援機関にもなりました。
経営者の視点でアドバイスします。一人で迷う、悩むより先に相談を!!

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