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村上社会保険労務士事務所
会社を元気にする社会保険労務士!! 迷う、悩むより先に相談を!!
09 | 2011/10 | 11
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一人親方と請負
今日は中国地域整備局から建設業法に関して調査をうけた会社で話しをしてきました。
行政がつくったパンフレットや調査官が言ったことだけを問題として取り上げるのではなく、それらの根拠となっている建設業法をまずネットで読むように依頼しました。ムダなように思えるかもしれませんが、色々なことに惑わされない為には必要なことです。
会社の総務が調査官から指摘されたことを箇条書きにしていましたので、調査官に見せた書類・資料を全て見せてもらいながら、調査官の指摘事項の意味を説明していきました。意外だったのは、調査官の真意をほとんど理解していないことでした。推測を交えながらお話ししていくと、「ア~、そんなことも言っていたな!!」と言う始末でした。
ヤレヤレ!! 小一時間で終わる予定が2時間もかかってしまいました。
明日は、中国整備局に行って調査官とお話しをしてこようと思っています。
そして、更に意外だったのは、この企業の本当の問題点は建設業法が問題とする「下請業者との問題」ではなく、「一人親方」が請負契約なのか雇用契約なのかがということが一番の問題点であることもわかりました。この問題であれば、建設業法上の問題というよりは労働法上の問題であり、私の専門分野です。
総務の人からこの企業が一人親方と呼んでいる人達の実態概要を聞いて、私は「それは法律が言う処の一人親方ではなく、また請負契約でもありません。単に人手が足らない日に労務の提供を依頼しているに過ぎず雇用契約です」と断言してしまいました。
これは丁度、課長職以上の人達を「管理職」と呼んでいる会社が、課長職以上の人達は管理監督者だというようなものです。俗語の「管理職」と労基法上の「管理監督者」が異なるものであることは既に周知の事実となった所だと思います。
この会社では、人手が不足する日にだけ応援依頼する人達を「一人親方」と勝手に呼び、実態はその人達にこの会社の社員が指示をしながら仕事をしていました。これでは請負契約の対象とはならず、本来は雇用契約であるべきものを請負契約としていたに過ぎないのです。
だから中国整備局の人達の指導も初歩的なことで止まった(呆れ返ったのだろうと思います)のだろうと推測しました。
ただし、この企業では企業間の請負に関しては不思議と整備されていました。多分、訳も分からずに、何でもかんでも請負契約にして、それに必要であろう書類を揃えていたのが調査では功を奏したのだろうと思います。
しかし、後始末が大変だナ~!!
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テーマ:人事労務 - ジャンル:ビジネス



プロフィール

msr530706

Author:msr530706
社長を辞めて社会保険労務士になりました!!中小企業庁の認定支援機関にもなりました。
経営者の視点でアドバイスします。一人で迷う、悩むより先に相談を!!

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