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村上社会保険労務士事務所
会社を元気にする社会保険労務士!! 迷う、悩むより先に相談を!!
08 | 2011/09 | 10
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病後の復職に関する規定は大丈夫?
就業規則で「復職に関する規定」は適切ですか?

 病後に従業員が復職を希望してきたときには注意が必要です。医師の診断書を提出してもらい「就労可能」という意味の証明がしてあることを確認する必要があることは言うまでもないことですが、医師の診断書を鵜呑みにしてはいけません。医師の診断書はあくまでも医学専門家による参考意見に過ぎず、働かせるか否かは最終的には会社が決めて責任を負うものだからです。医師は仕事内容は良くわからない状態で、患者の希望を優先させながら医学的判断をするだけです。そのため、生活費に困っている患者から「就労可能」の証明を求められると、多少無理があっても就労可能と証明してしまうことが多いのです。その点、会社指定の産業医であれば仕事内容も把握していますから、「比較的」に信頼できます。しかし、最後は会社の判断であることを忘れないでください。
 過去の事件ですが、仕事中にフォークリフトに左足小指をひかれて約3カ月間療養していた従業員が、復職を希望して医師の診断書を提出しました。その診断書には「就労可能」と記載されていたので、靴の中の小指という事情もあって会社の責任者は傷口を見ずに働くことを許可しました。そうした処、約1週間後に傷口が開いて化膿してしまいました。再入院しましたが、結局、その従業員さんは左足小指を切断しなければならなくなってしまいました。足の小指を切断すると、真っ直ぐに歩くことが一生難しくなります。
 さて、従業員さんから「就労可能」という医師の診断書が出されても、必ずしも働くことを許可する必要はないこと、会社の管理責任を追及されないためには部位の回復状態を必ず目視し、暫らくは仕事ぶりを観察しておくべきことは理解して頂けたのではないかと思います。しかし、復職希望があっても、また医師の診断書が提出されても、最終的に判断するのは会社であることを就業規則に明記しておかなければ、就労を拒否することが難しくなってしまいます。御社の就業規則は、そのような定めになっていますか?
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テーマ:企業経営 - ジャンル:ビジネス



プロフィール

msr530706

Author:msr530706
社長を辞めて社会保険労務士になりました!!中小企業庁の認定支援機関にもなりました。
経営者の視点でアドバイスします。一人で迷う、悩むより先に相談を!!

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