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村上社会保険労務士事務所
会社を元気にする社会保険労務士!! 迷う、悩むより先に相談を!!
07 | 2011/08 | 09
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休日割増賃金
ある会社から割増賃金に関する質問があった。
この会社は日祭日を除く月曜日から土曜日までが所定労働日で、木曜日と土曜日は4時間勤務の日となっており、残業割増賃金は1分単位で厳密に計算して支払っている。ただし、この会社には『祭日や日曜日などの所定休日に出勤した場合は無条件で法定休日割増率135%を適用し、かつ、そのような日に残業をしたら更に25%の割増賃金を上乗せさせる』という自社ルール(慣習)がある。

この条件下で、会社が盆休暇を予定していた8月13日(土)と14日(日)に勤務した従業員がいるが、その計算をどのようにすれば良いかとの質問であった。

そこで、まず簡単な14日(日)に関して、会社のルール通り135%の割増賃金を支払い、8時間超の勤務時間分だけ25%の割増賃金を支払えば良いと説明した処、流石に直ぐにこの点は理解してくれた。
次に、13日(土)は所定休日であり法律的には休日割増賃金135%を支払う義務はないが、前記の会社ルール(慣習)に従い135%を支払うべきであろうと説明すると、この点に関して「法定休日」と「所定休日」という初めて聞く言葉の理解に悩まれたが、なんとか理解して貰えた。
しかし、本当の問題はここからであった。従業員さんの意識では土曜日は所定労働時間が4時間なのだから、4時間を超えた労働時間が残業となる筈だから、その時間数分の25%割増賃金が貰えるのではないかと理解していたようだ。そこで、祭日(所定休日)が木曜日(所定勤務時間数4時間)である場合にどのように処理されるかを説明し、4時間を超えた部分が残業と扱われるのではなく8時間を超えた部分が残業として扱われていたことを説明し納得して貰えた。
結局、会社の慣習に従い13日(土)は労働時間数全てに対して135%の賃金が支払われ、8時間を超えて働いていた時間に関しては更に25%の割増賃金を支払うということになった。
法律をかなり上回る割増賃金を支払われるから問題はないが、事務が極めて煩雑になってしまう。

私は昔しから「Simple is Best」ですヨ!!法律の表現は理解し難いが内容はシンプルにできていますヨ!!と言い続けているが、この会社のように温情と過去の慣習から法律を上回る割増賃金計算をする結果、ただでさえ表現が分かりにくい法律を自らの手で更に複雑にしてしまっている場合は多い。

そして次の質問は「44秒遅刻した社員がいるのだが、どのように賃金計算をすべきか?」との質問であった。
思わず「え~!! 44秒なんて、時計もそこまで正確な訳ではないでしょ!!」と言いたかったが、そこは原則通り「遅刻は遅刻ですから皆勤手当の減額事由の1回とカウントはすべきです。しかし、44秒分を厳密に計算して減額しても良いけど、30秒以内は切り捨て、30秒超は1分に切り上げて計算するようにしないと、それこそ事務が煩雑になるだけですヨ」と答えた。ヤレヤレ、厳密さをそこまで求めようとすると息が詰まってしまう。
そして「それより、その社員さんのタイムカードを見るといつも始業時刻ぎりぎりに職場に到着しているようだし、他の日の遅刻も目立ちますネ。どうも、その人は「始業時刻に職場に到着すれば良い」と考えているようですが、就業規則を読むと「始業時刻とは仕事を始める時間であり・・」と書いてあることが理解できていないようです。他の社員さん達に迷惑をかけているのではないですか?その社員さんには考え方を改めるように指導する必要があると思います」と答えた、


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プロフィール

msr530706

Author:msr530706
社長を辞めて社会保険労務士になりました!!中小企業庁の認定支援機関にもなりました。
経営者の視点でアドバイスします。一人で迷う、悩むより先に相談を!!

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